2017/01/23
(当特集記事は,Illumina公司Inc .が2017年1月30日付けで発表した英文特集記事を日本語に翻訳したものです。
特集記事の正式言語は英語であり、その内容・解釈については英語が優先します)
米国中小企業局(SBA)は,1月10日にワシントン特区州ホワイトハウスのアイゼンハワー行政府にて開催された授賞式において,イルミナの2017中小企業技術革新制度への殿堂入り(SBIR名人堂)を発表しました。SBIR名人堂奖は,革新的研究において特別な功績を示し,SBIRプログラムの結果として圧倒的成功を収めたと判断された中小企業を顕彰するものです。
“小企业创新奖项に殿堂入りすることは,イルミナにとって大変な栄誉です”と述べるのはイルミナを代表し賞を授与した,製品開発事業部の上級副社長である苏珊Tousiです。“我々は設立した時から,ヒトの健康を変革するというビジョンを見失うことなく,ブレイクスルーへと繋がる革新的な製品開発を徹底的に追及してきました。」
イルミナは1999年に新設企業としてSBIR資金の提供を受け、現在では脱氧核糖核酸シーケンサーのグローバルリーダーです。SBIRは目の前の研究目的から外れたプロジェクトの遂行に柔軟性を与えることにより、イルミナの研发における多様なアプローチを推進してきました。SBIRは、イルミナのジェノタイピングシステム、パイロシーケンスプロジェクト、遺伝子発現プロファイリングなど、イルミナの技術に貢献しました。
イルミナにおけるSBIRは,周辺技術の研究に集中していると理解されるべきではありません。むしろリスクが高く,一見すると,市販化プロジェクトから離れた研究に集中することも許され,コア技術の飛躍的な向上に繋がりました。ジェノタイピング、並行アレイ、および遺伝子発現プロファイリングの技術を通して、イルミナでのSBIRプロジェクトからは大きな成果が得られています。現在のイルミナの主な製品ラインにおいて、初めの2つは必須の部分であり、当初の投資の何倍もの収益を当社にもたらしてきました。
さらにSBA局長の玛丽亚Contreras-Sweetは,仕事,情熱,献身,およびSBIR / STTRプログラムの促進が評価されSBIR 2016年度人物を受賞しました。
Contreras-Sweetはスピーチのなかで,イルミナおよび名人堂の受賞者を称賛し,“本日我々は,これら中小規模のハイテク企業が先駆けとなった重要な技術進歩を祝し栄誉を称えます。これは積層造形法におけるブレークスルーから,ゲノム研究や新たながん治療法にまでいたります。このような革新者たちは,本国における最も緊急な数々の課題への対処に貢献しながら,雇用を創出し,新たな産業を作り出しています”と述べました。
SBIRはホワイトハウスの式典中に,名誉あるkurt Tibbetts奖にふさわしい37の中小企業,5の個人,そして3の支援団体を発表しました。受賞者らは,中小企業技術革新研究(SBIR)および中小企業技術移転(STTR)プログラムを通した研究開発において重要な役割果たし,イノベーションを促進し,雇用を創出した点が評価されました。